2007年6月18日月曜日

概要

概要

イギリス文学研究者のイヴ・セジウィックは、同性愛に対する恐怖感・嫌悪感 ホモフォビア (Homophobia) と必然的な関係があるとした。ミソジニーという概念自体が主観的・内面的な感情や価値観を問題にしているため、ミソジニーの範囲を明確にすることは難しい。

[編集] 男性側のミソジニー

男性側のミソジニーの例として、女性に対する性的暴力やセクシャルハラスメント、経済的差別などに加え、広告や映画、文学テクストなどにおける女性を貶める表現、などがミソジニーの例として挙げられる。

[編集] 女性側のミソジニー

一方、女性側においてミソジニーは、女性の体に対する羞恥心、拒食症などの摂食障害、性的機能不全、鬱病、女性であることに起因する劣等感や無価値感といった感情の形をとって表れるとされる。

女性から女性に対するミソジニーもしばしば見られる。 事務職の女性が、総合職女性などに対して「肩肘張って仕事をしている」などと陰口を叩くのもその一例である。

[編集] 社会におけるミソジニー

また、広く父権制的な社会においては、その社会構造に所以する必然的なミソジニーが見られる。また、その社会構造を補強するための論理としてのミソジニーも考案される。キリスト教やイスラム教のような父権制的な宗教では、大地信仰を行うような母権制的社会における宗教のテクストに比べ明らかなミソジニーが見られる。こうした宗教社会では、女性はネガティヴな要素の象徴として、あるいはその元凶として描かれることが多く、こうした記述はミソジニーの表れであると評価される。

現代日本では、30代以上の独身者のうち、女性のみを「負け犬」などと呼称するのもその典型例といえよう。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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